たった1冊の参考書で学科試験に合格する勉強方法

学校などで建築関係の勉強していない、専門的な知識がまったくない、経験がそれほどない。そんな人でも、学科試験は、独学で30時間ほど勉強すれば合格することは十分可能です。

まず、学科試験がどんなものかを知る

1級建築施工管理技士の学科試験は4肢択一式のマークシート方式となっています。

午前の部と午後の部にわかれていて、問題数は、午前の部は45問中から27問を選択、午後の部は37問中から33問を選択し、60問中6割の正解率、36点が合格ラインとなっています。

出題形式は、主に「最も不適当なものはどれか。」という出題のされ方をします。

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学科試験の勉強は過去問題をやれば十分

1級建築施工管理技士の試験は出題される範囲が広すぎるので、出題範囲をすべて勉強しようとすると、時間がいくらあっても足りないし、そのすべてを覚えきることは凡人にはほぼ不可能なので現実的ではありません。

そこで、勉強する内容は過去問題のみに絞ってしまいましょう。

なぜ、過去問題をやれば十分なのか

過去問題を数年分解いてみればわかることですが、学科試験の出題内容は過去問題をかなり使いまわしています。それも、一言一句まで同じ問題が多数出題されます。

一度解いた問題なら、初めて見る問題よりも簡単に答えることができます。

特に独学の場合は、出題される問題どのようなものかを知らないままに、闇雲に勉強しても覚えなければいけないポイントがわからないので、どのように勉強していいのかわかりません。そのため、出題されない内容の勉強にまで手をつけて余計な時間を浪費しかねません。

その点、過去問題は使いまわされるので、本番の試験でも出題される可能性が高い上に、正解できる可能性もかなり高くなります。

試験勉強に費やすことのできる時間は限られています。時間を有効に使うには、過去問題に絞ってしまうのが効果的です。

ただ過去問題を解けばよいというわけではない

過去問題を解くのも、ただ解けばよいというわけではありません。

試験時間を意識しよう。

まずは、1年前の過去問題を本番の試験と同じように解きましょう。

午前の部の試験時間は2時間20分、午後の部の試験時間は2時間10分です。この時間内に出題される試験のボリュームをこなすことができるようにするのが目的です。

初めてやる過去問題はほとんど解けないかもしれませんが、その点は気にしなくてかまいません。2年前、3年前、とさかのぼっていくうちに解けるようになっていきます。ここでの目的は、あくまで本番を意識した時間調整です。それほど、ボリュームがあるわけではないので、大丈夫だとは思いますが、時間が足りなくて全部の問題に取り組めなかったという場合は、時間調整を意識するようにしてください。

1度解いてしまった年の過去問題は、問題内容を知ってしまっているので、どうしても初見の年の過去問題よりも速く終わってしまいます。こうなると、本番のように時間配分の訓練が正確にできなくなってしまいます。過去5年分の過去問題が出題されている参考書を購入した場合は、本番を想定した勉強は5回しかできないことを意識して取り組んでください。

答えあわせは、正解だけを見ればよいわけではない

問題を解いたら答え合わせをするのですが、正解しているかどうかを確認するだけでは不十分です。最終的には36点以上取れるようになってなくてはならないので、何点だったかを知ることは、今の自分の実力を知るという意味では大切ですが、それで終わらないでください。

この答えあわせこそが、学科試験の試験勉強になります。

前にも書いた通り、過去問題の多くは使いまわされているため本番の試験でも出題される可能性が高くなります。また、1問がそのまま同じという出題をされる場合もありますが、4つの選択肢のなかのいくつかが過去問題から使いまわされている場合もあります。

問題は主に「最も不適当なもの」を選択しますが、過去問題の選択肢として「適当なもの」として出題されたものでも消去法で選択肢を3択、2択と減らすことができるため、答えがわからなくても正解の確立を上げることができます。

そのため、過去問題は「不適当なもの」だけでなく「適当なもの」もすべて覚えてしまいましょう。

試験の10日前でもまだ間に合う

独学ではカリキュラムがなく、どれくらい勉強時間を費やせば合格できるかわからないので腰が重いという人も多いのではないでしょうか。

合格に必要な勉強時間は人それぞれなのでわかりません。と言ってしまえば元も子もないので、私が試験勉強したとに費やした時間を参考に概算を出してみます。

1年分の過去問題の午前の部1時間、午後の部1時間、答え合わせ1時間程度で終わるくらいのボリュームです。これを過去5年分やって、もう一度5年分やりましょう。

合計で30時間勉強すれば、合格できる実力をつけることは可能だと思います。

1日3時間の勉強時間を確保することができれば、試験の10日前から試験勉強を始めてもそれほど無理なく間に合わすことができるので、最後まであきらめないでください。

私も試験の2週間前まで全くの手つかずの状態から始めて合格することができました。勉強時間でいえば25時間程度でした。

試験勉強に使った過去問題はこちらです。