くちばしからの次のものわかれ

上を向いている20日線を下から5日線が抜けてくる(くちばしの型)。その後、上げていく中で一時的に下げて20日線近辺でもう一度上げる(ものわかれの型)。その上げに対して買いを入れる。くちばしの型とものわかれの型を組み合わせた、エントリーポイントを探るチャートの型のひとつ。

20日線が下を向いて上から5日線が割ってくる逆くちばしからの次のものわかれも上げと下げ、売り買いを逆にしただけで同様の考え方ができる。

図解

4503 アステラス製薬 20171103
4503 アステラス製薬 20171103

くちばしの後のものわかれは、20日線で反発する前に、青矢印のように5日線でおこることもよくあるが、くちばしからの次のものわかれは、赤矢印の20日線のものわかれを指している。

その後も、60日線、100日線が上を向いていて強いので、紫矢印のように20日線でものわかれになるが、2回目、3回目と回を重ねるごとに20日線への刺さり方が深くなってきている。これが徐々に5日線と20日線の向きが水平になってきて弱ってくるとものわかれがなくなり下げてくる。

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解説

2017年4月11日の相場師朗の株塾の動画内の15分2秒くらいから、逆くちばしからの次のものわかれの説明をしている。また、26分45秒あたりから、まもなく逆くちばしからのものわかれになる型を見つける方法も解説されている。

2017年4月11日「ゲスト セミナー事務局のエリナさん」

2017年4月11日「ゲスト セミナー事務局のエリナさん」

まもなく、逆くちばしからの次のものわかれになる型を見つける方法として、まず、週足のチャートを見て5週線が下げていて20週線が横ばってまもなく下げるものあるいは下げているものを探す。この2本の線が下げていないと安心して下げを取ることができない。

週足で、逆くちばしからの次のものわかれの型があれば最低でも3、4週間は続く可能性があるので、そこで日足を確認して、逆くちばしからの次のものわかれになってくるので、そこでエントリーする。

くちばしからの次のものわかれのについても下げを上げに変えれば通用する。